霊芝の栽培には、原木に菌を接種する「原木栽培」と、オガクズに米ぬかなどの栄養源を加えた菌床を用いる「菌床栽培」があります。 
今般、取得した特許(特許第6991521号)は、原木栽培と菌床栽培のどちらの良さも取り入れた技術になります。
この技術によって、季節や天候に左右されることなく、屋内にて安定的に高品質な霊芝を得ることができるようになりました。 
代表的な有用成分であるガノデリン酸Aは100gあたり230mg(一般的な原木栽培による霊芝の約4倍)、エルゴステロールは100gあたり163mg(同・約2倍)という高さです。

希少糖は自然界に存在量の少ない単糖(糖の最小単位)のことです。
希少糖は自然界に約50種類も存在しており、この自然界に微量にしか存在しない単糖がさまざまな生理活性を持っています。D-アロース、D-プシコースなどがあり、有名なところではキシリトールも希少糖です。
希少糖の研究では、「食後の血糖値上昇を緩やかにする」「内臓脂肪の蓄積を抑える」などといった研究結果が報告されています。
本品の「希少糖霊芝」は、霊芝(赤芝)子実体をエキス抽出により高濃度化し、生理活性の期待される希少糖(希少糖含有シロップ)を組み合わせた顆粒状スティックの飲みやすいハイブリッド商品です。

Β-D-グルカンはキチン質とともに、これら菌糸の細胞壁に多く含まれています。 β-D-グルカンは多糖類が多数強固に繋がった高分子構造をしているので 水に溶け難く、消化管からの吸収が悪い のですが、細胞壁に特殊な加工をすればβ-D-グルカンが水に遊離しやすくなり吸収性が向上します。
その加工は次の2方法があります。

①細胞壁を細胞サイズ以下に高精度粉砕することにより高分子を水に溶けやすくする。
②細胞壁を酵素分解することにより高分子を水に溶けやすくする。

当社は、確実性、正確性の点から①の方法で 製品化しています。
この方法では酵素を使用せず、熱処理もしないので成分が変質する恐れがありません。

下図のように①の方法による細胞壁破砕は、 電子顕微鏡と粒度分布測定法により確認できます。

【電子顕微鏡写真】

【粒度分布測定】

弊社の冬虫夏草は、蚕の蛹に寄生して発生する「コルディセプス ミリタリス」(サナギタケ・北虫草・北冬虫夏草)という菌種になります。
一般的に、「天然物」の冬虫夏草は、チベット等に生息するコウモリガの幼虫に寄生して発生するコルディセプス シネンシスを指します。
日本では、生物学的な分類でバッカク菌科の茸として冬虫夏草属があるため、コルディセプス シネンシス以外にも500種程度存在すると言われる冬虫夏草属の茸の全般を指して冬虫夏草と呼ばれます。
中医学の文化圏では、こうした混同を避けるために、コルディセプス シネンシスのみを冬虫夏草と呼び、それ以外を虫草と呼びます。
虫によって寄生する菌種が異なりますが、乱獲や価格高騰などにより天然物のコルディセプス シネンシスが入手困難となっている現状を背景に、蚕の蛹に寄生するコルディセプス ミリタリスは、人工栽培の冬虫夏草として、認知されるようになりました。
コルディセプス ミリタリスには、冬虫夏草を価値付ける「コルジセピン」という特有成分が、天然物のコルディセプス シネンシスと同程度含有されており、中国では同価値とみなされています。

キノコプレミックス14に使用されている原料はすべて同比率ですので、キノコプレミックス14につきましての原材料表示の順番はご自由に表示していただいて大丈夫です。

弊社で小分け対応可能ですので、最小ロット10kg未満のご注文でも対応可能です。
ただし、別途送料のご負担をお願いいたします。

粉末は水に溶けません。水に溶けるものをご希望でしたらエキス末をお勧めいたします。
弊社のエキス末は熱水抽出品で水に溶けるため、ドリンク用途などにお勧めしております。